べルツノガエルとは
生息地
ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ
食べているもの
昆虫、カエル、小型爬虫類など
全長
10〜13cm メスの方が大きい
活動
夜行性
繁殖形態
卵生
最大寿命
約15年
サイテス
分類なし
→サイテスについてはこちら
適した飼育環境
やや高温、多湿。
べルツノガエルの購入価格の目安
ノーマルなカラーは2000〜5000円くらいと比較的安価で入手できます。
鮮やかな色をしたものだと20000円を超えることもあります。
※べルツノガエルのアルビノ個体
※赤みの強いレッド系。通称「赤ベル」
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べルツノガエルの飼育に必要な設備・環境
ケージ
横30センチ以上、奥行きは30センチくらいあると良いです。
床材
水ゴケや赤玉土などを敷いてあげると良いです。
床材はよく湿った状態をキープしてください。
水場
水場よりも湿った陸を好むので、バークチップなどを厚めに水ゴケの下に敷いて水を入れてあげるようにするのがオススメです。
水は水苔に到達しない深さにします。
植物
必須ではありませんが、植物をケージ内に置いて自然により近い環境を作ってあげると良いです。
植物はテラリウム用やビバリウム用のものを使いましょう。湿度の管理もしやすくなります。
ヒーター
ケージの底面にパネルヒーター敷いてあげると良いです。
熱くし過ぎないように、温度調節できるタイプのものがオススメです。
温度
温度を確認するために温度計を用意しましょう。
24〜27度くらいにしてあげましょう。
20度を下回ると餌を消化できなくなる可能性があるので低温には注意が必要です。
冬はケージの側面に遠赤外線のヒーターを貼るか、暖房をつけっぱなしにして保温します。
夏のはクーラーをつけっぱなしにすることになります。
その日の気温をしっかり確認してオーバーヒートさせないようにします。
湿度
湿度を確認するため湿度計を用意してください。
70%以上をキープしてあげてください。
べルツノガエルの餌
昆虫類やマウス、ワーム、人工飼料、小魚などなんでも食べます。
目の前に来たものにはなんでも飛びつくので餌を与える際は必ずピンセットなどで与えてください。
給餌の頻度
給餌の頻度は糞を確認したらあげるのがおおよその目安になります。
だいたい餌は生後1年半未満のベビーには1日から二日置きくらいの頻度で与え、成体には週に一度くらいの頻度で与えます。与えると与えるだけ食べてしまうので肥満させないようにしてください。
あくまで目安なので飼いながらその個体に合った給餌頻度や餌のサイズを模索しましょう。
病原菌や寄生虫がいる可能性があるので、野外で採集した餌は与えないようにしましょう。
※ピンクマウスを丸呑みにするべルツノガエル
オススメの餌
餌一覧はコチラ
べルツノガエル飼育での注意点
低温に弱いので、特に冬場は温度管理に注意してください。
ケージ内は常にキレイに保ってください。自分の糞などの汚れを皮膚から吸収して自家中毒を起こす恐れがあります。
両生類全般そうですが、べルツノガエルも触らないようにしましょう。
餌やりの際に指に噛みつかれないようにピンセットなどを必ず使用しましょう。
脱走されないようにじゅうぶん注意してください。
餌のあげすぎは避けましょう。肥満は死因になります。
複数飼育は避けましょう。
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べルツノガエルの飼育のまとめ
べルツノガエルは、とても飼いやすく人気のあるカエルです。
大きなケージも必要とせず、スペースも取らず、ペットのカエルとしてとても優秀です。
飼いやすさ:★★★★★
コスト:★★★★★
(5段階評価)
気性:穏やか
入手難度:容易
※かわいらしいベルツノガエルの動画