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コバルトツリーモニター トカゲ

コバルトツリーモニターの飼育方法

更新日:

コバルトツリーモニターとは

和名はアオホソオオトカゲ

コバルトツリーモニター、ブルーツリーモニターとも呼ばれます。

名前の通り非常に鮮やかなブルーの体色のモニターです。

他の樹上性トカゲと同様にともかく尾が長く、体長の半分以上を占めます。

エメラルドツリーモニターより流通量はさらに少なく、店頭で見かける数は非常に少ないです。

私がいつかは飼育してみたいと思っている憧れの種です。

生息地

ニューギニア島西部のバタンタ島

 

食べているもの

昆虫類や小型の哺乳類や爬虫類。

全長

90~120cm

活動

樹上性

繁殖形態

卵生。

最大寿命

不明。

サイテス

II類。

サイテスについてはこちら

適した飼育環境

やや高温、多湿。

コバルトツリーモニターの購入価格の目安

ショップでヤングサイズを何度か見かけたことがあります。

その時の値段は140000〜170000円くらいでした。

CB個体を見かけたことはなく、見かけた時は全てファームハッチの個体でした。

流通量は非常に少ないと言ってよく、欲しい時にすぐに手に入るような種ではないです。

※コバルトツリーモニターのベビー。ベビーの頃からその美しさは際立っている。

コバルトツリーモニターの飼育に必要な設備・環境

ケージ

横120センチ以上のもの。奥行きも60センチ以上のものが良いでしょう。

コバルトツリーモニターは樹上性のトカゲです。高さは最低でも60センチ以上は欲しいです。

通気性も重要と言われているので通気性もしっかりとあるものにしましょう。

→ケージの種類はこちら

登り木

流木などを立てかけて登れる場所を作ってあげてください。

私のエメラルドモニターの飼育経験からすると登り木の太さはそこまで気にしなくて良いと思います。

保湿力の高い床材がいいです。

ヤシガラマットなどを少し厚めに敷いてあげましょう。

→床材のページはこちら

水入れ

用意してあげましょう。

水容器に浸かることは少ないのでそこまで大きめのもの出なくてもいいでしょう。

霧吹きやスポイドで直接あげるのも良いです。

→水容器についてはこちらは

 

バスキングランプ、紫外線ライト

ケージの一部照射してホットスポットを作ってあげてください

紫外線の出るライトを用意してあげてください。

バスキングランプの役割も同時に行ってくれるものを使用する場合はバスキングランプは必要ありません。

→ライトについてはこちら

パネルヒーター

ケージの一部に敷いてあげてください。

温度

クールスポットは25〜27度くらい。

ホットスポットは45度前後くらい。

寒い時期はセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターでの保温が必要になります。

真夏の猛暑日はクーラーをつけっぱなしにすることになります。

その日の気温をしっかり確認してオーバーヒートさせないようにします。

冬も早い話暖房をつけっぱなしにすれば大きな事故は防げます。

→ヒーターについてはこちら

湿度

コバルトツリーモニターは多湿を好みます。

60〜75%くらいにケージないをキープしてあげましょう。

コバルトツリーモニターの餌

主なエサ

昆虫類を中心にマウスも時折少量あげる。

ただしマウスは食べない個体も多いようなのでその際は昆虫だけでいいでしょう。

餌にはカルシウム剤を添付してあげてください。

→ダスティングのやり方

 給餌の頻度

幼体時は毎日食べなくなるまで与えて良いです。

亜成体以降は2日か3日に1度食べなくなるまで与えると良いです。

成体に成長したら3~4日に1度、満腹にならない程度に与えるといいと思います。

1度満腹になるまであげてみてその量をメモしていくといいと思います。

昆虫ならそこから2、3匹少ない量でストップするなどして日々微調整を行います。

マウスをメインにするとすぐ肥満してしまうのでマウスはたまにあげるだけにしましょう。

餌は就寝より3時間以上前にあげてください。お腹などを温めれると消化不良の防止になります。

病原菌や寄生虫がいる可能性があるので、野外で採集した餌は与えないようにしましょう。

オススメの餌

→フタホシコオロギ

→ヨーロッパイエコオロギ

→レッドローチ

→デュビア

→ジャイアントミルワーム

餌一覧はコチラ

コバルトツリーモニター飼育での注意点

ハンドリングする際は皮手袋をした方がよいです。

コバルトツリーモニターの爪は鋭いので手や腕が引っ掻き傷だらけになります。

特のベビーは低温に弱いので温度管理はしっかりと行ってください。

亜成体以降は餌のやりすぎに注意。肥満しすぎると死んでしまいます。

湿度が足りないと脱皮不全になるので冬は特に湿度管理に注意してください。

脱走には十分注意し、鍵などでしっかり管理しましょう。

ケージの掃除などは生体にストレスを与えないように行いましょう。

➡︎爬虫類飼育の掃除、ニオイ対策はこちら

コバルトツリーモニターの飼育のまとめ

体色が非常に美しく、観賞用トカゲとして非常に魅力的な種です。

2001年に新種に認定されたばかりでまだ発見からの歴史も20年と浅く生態などはわかっていないことも多いようです。

飼育はエメラルドツリーモニターの飼い方に準ずれば大きな間違いはしないと思われます。

入手は困難な種なのでショップにあらかじめ入荷したら取り置いてくれるように頼み、気長に待つのがいいと思われます。

飼いやすさ:★★★
コスト:★★

気性:活発
入手難度:困難
(5段階評価)

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