イエローヘッドモニターとは
和名コガネオオトカゲ。
その名の通り美しい黄色の体色をしています。
生息地
インドネシア
食べているもの
昆虫、爬虫類、小型鳥類、小型哺乳類などの動物食。
全長
90〜120cm
活動
昼行性、半樹上性。
繁殖形態
卵生
最大寿命
約20年
サイテス
II類
サイテスについてはこちら
適した飼育環境
高温、多湿。
イエローヘッドモニターの購入価格の目安
ショップではベビーサイズで70000円〜120000円くらいでたまに見かけます。
成長具合や入荷時期などで価格の変動が大きいです。
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イエローヘッドモニターの飼育に必要な設備・環境
ケージ
横150センチ以上のもの。奥行き60センチ以上のものにしてください。
高さも60センチ以上は欲しいです。
蒸れは嫌うので通気もしっかり確保できるものが良いです。
床材
保湿力の高い床材が良いです。
ヤシガラマットなどを集めに敷いてあげましょう。
水入れ
大きめのものを用意してあげましょう。
湿度管理にも役立ちます。水は汚れたらすぐに取り替えてあげましょう。
登り木
立体活動も行うので流木などを組んであげるといろいろな動きが観察できます。特に幼体時には外敵から身を守るため樹上での生活が多いので登り木は必要と言えるでしょう。
バスキングランプ、紫外線ライト
ケージの一部照射してホットスポットを作ってあげてください。
紫外線の出るライトを用意してあげてください。
バスキングランプと紫外線ライトの役割を両方かな備えているものがオススメです。
パネルヒーター
ケージの一部に敷いてあげてください。
温度
温度を確認するために温度計を用意しましょう。
クールスポットは26〜28度くらいに保ってあげましょう。ホットスポットは45度前後くらいが良いです。
寒い時期はセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターでの保温が必要になります。
夏はクーラーをつけっぱなしにすることになります。これはどの爬虫類においても言えることです。冬も早い話暖房をつけっぱなしにすれば大きな事故は防げます。
湿度
湿度を確認するため湿度計を用意してください。
60〜75%をキープしてあげましょう。
イエローヘッドモニターの餌
コオロギ、ローチ、ワーム、ササミ、ウズラの雛、マウスなどを与えます。
餌にはカルシウム剤をダスティングしてあげてください。
給餌の頻度
幼体時は毎日食べなくなるまで与えて良いです。亜成体以降は2日か3日に1度、満腹手前くらいまで与えると良いです。
あくまで目安なので飼いながらその個体に合った給餌頻度や餌のサイズを模索しましょう。
マウスばかりあげると肥満してしまうのでマウスをメインにするのは避けましょう。
餌は就寝より3時間以上前にあげてください。食べた後、体を温めれないと消化不良などの原因になります。
病原菌や寄生虫がいる可能性があるので、野外で採集した餌は与えないようにしましょう。
オススメの餌
餌一覧はコチラ
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イエローヘッドモニター飼育での注意点
かなり大きめなケージが必要となります。成体になったときのことをよく考えてから飼い始めましょう。
ホットスポットはケージ全体にしないようにしましょう。
亜成体以降は餌のやりすぎに注意。肥満しすぎると死んでしまいます。
湿度が足りないと脱皮不全になるので冬は特に湿度管理に注意してください。
脱走には十分注意し、鍵などでしっかり管理しましょう。
ケージの掃除などは生体にストレスを与えないように行いましょう。
イエローヘッドモニターの飼育のまとめ
比較的飼いやすいオオトカゲです。
体色も美しくおとなしい性格の個体が多いこの種はとても魅力的です。
大きな水槽がおけるスペースがあれば是非飼ってみたいものです。
飼いやすさ:★★★
コスト:★★
気性:穏やか、活発
入手難度:やや困難
(5段階評価)
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※歩き回るメスのイエローヘッドモニターの動画。圧倒的な美しさです。