イエアメガエルとは
別名「ホワイトアマガエル」とも呼ばれます。
非常に丈夫なツリーフロッグ(樹上性のカエル)です。
ツリーフロッグの入門種として高い人気があります。
基本的には日本のアマガエルと同じ黄緑色の体色をしていますが、CB個体にはスカイブルーをした「ブルー」と呼ばれる個体もいます。
※イエアメガエルのブルー
生息地
パプアニューギニア、オーストラリア、インドネシア
引用元:Wikipedia
食べているもの
動物食。
目の前に来たものは何でも食べてしまうほど食に貪欲。昆虫、節足動物、小型爬虫類、両生類、小型の鳥類などを食べている。
全長
7〜12cm
活動
夜行性
最大寿命
飼育下では最大23年生きた記録があります。
繁殖形態
卵生。
サイテス
なし
サイテスについてはこちら
適した飼育環境
やや高温、やや乾燥。
イエアメガエルの購入価格の目安
ノーマルな体色のものでだいたい3000〜5000円程度です。
ブルーで8000〜10000円くらいが相場です。
※ノーマルと比べるとブルーは少し値段がする
イエアメガエルの飼育に必要な設備・環境
ケージ
高さ45cm,横30cm、奥行き30cmくらいあれば十分飼育できます。
イエアメガエル は樹上性なので高さはほしいです。
レイアウトを楽しみたい方は少し大きめのケージにするのも楽しいでしょう。
床材
水ゴケやテラリウムソイルなどを敷いてあげると良いです。
水場
必ず用意してあげましょう。
そこの浅い水入れで問題ありません。
蛍光灯
必須ではありませんが、昼と夜を演出するために蛍光灯を設置すると良いです。
植物
植物をケージ内に置いてあげるとカエルが喜びます。
植物はテラリウム用のものやビバリウム用が良いです。
植物が多いほど隠れる場所が増え、カエルのストレスが減ります。
イエアメガエルは樹上性なので高さのある、どっしりとした植物を置いてあげると良いと思います。
※流木などを設置するのも◎
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温度
24〜28度くらいにしてあげましょう。
イエアメガエルは非常に丈夫ですが、低温には強くないので注意が必要です。
冬はケージの側面に遠赤外線のヒーターを貼るか、暖房をつけっぱなしにして保温します。
夏の暑い時間帯はクーラーをつけっぱなしにすることになります。
その日の気温をしっかり確認してオーバーヒートさせないようにします。
湿度
イエアメガエルは乾燥に非常に強い種です。
逆に常に高湿度だと状態を崩すことがあります。
昼間はやや乾燥気味にし、夜の消灯前に霧吹きで空中湿度を上げてあげると良いです。
マダラヤドクガエルの餌
主なエサ
主に昆虫類を与えます。
コオロギやレッドローチが良いです。
カルシウム剤をダスティングしてあげてください。
→ダスティングのやり方はこちら
給餌の頻度
2日に1回、腹八分目程度の餌を与えてください。
食に非常に貪欲なイエアメガエルは量の調整が少し難しいですが日々の観察とカエルの太り具合を見ながら、太りすぎないように調整していきましょう。
病原菌や寄生虫がいる可能性があるので、野外で採集した餌は与えないようにしましょう。
オススメのエサ
餌一覧はコチラ
※ともかくイエアメガエルの食欲は凄まじいものがある。理想の餌のサイズはイエアメガエルの頭の3分の1くらいのサイズ。
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イエアメガエル飼育での注意点
低温に弱いので、特に冬場は温度管理に注意してください。
消灯前にケージ全体に霧吹きをしてあげてください。
水場は常にキレイに保ってください。自分の糞などの汚れを皮膚から吸収して自家中毒を起こす恐れがあります。
脱走されないようにじゅうぶん注意してください。
餌のあげすぎは避けましょう。肥満は死因になります。特にイエアメガエルは大食漢なのでしっかりと餌の量を管理してあげましょう。
イエアメガエルは自分の口に入りそうな生き物は何でも食べてしまうので複数飼育するなら同じサイズのイエアメガエル にしてあげてください。
カエルのストレスにならないようケージのメンテナンスは頻繁には行わないようにしましょう。
イエアメガエルの飼育のまとめ
イエアメガエルは非常に飼育しやすいツリーフロッグです。
体色も他のヤドクガエルに負けておらずとても美しいです。
モルフ(色彩型)も多彩で色々な模様や色合いのマダラヤドクガエルがいるので、個体選びも楽しいでしょう。
ヤドクガエルを飼育するならまずこの種を1匹飼育することから初めてみてはどうでしょうか。
飼いやすさ:★★★★★
コスト:★★★★★
(5段階評価)
気性:温厚
入手難度:容易
※餌を食べるイエアメガエル の動画
爬虫類ペットCOMのyoutubeチャンネルも開設いたしました🦎
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