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ボールパイソンの品種(モルフ)について

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ボールパイソンは、世界各国のブリーダーの手によって、実に様々な品種が作られています。

品種(モルフと言うことが多い)は細かく分けると膨大な数になってしまうので、比較的流通していてショップでも見かけるボールパイソンの品種のことを少しだけ解説します。

少しでも知識を持っていると、ショップに並んでいるボールパイソンの品種名を見るだけでなんとなくその品種のことがわかるようになるはずです。

劣性遺伝

劣性遺伝とは、ノーマルと掛け合わせてもそのカラーや模様がでず、ノーマルしか生まれない遺伝のことを言います。品種の特徴は表現されませんが、遺伝子は持っていて、その状態の個体をヘテロと言います。ヘテロの個体は次世代でその持っている品種の表現が出る可能性があります。

アルビノ

メラニン色素を形成できないもののことを指します。黒色色素がないため、色は白と黄色、目は赤になります。

アザンティック

黄色色素が欠乏したもののこと。見た目の特徴としては褐色の部分が灰色になりモノトーンになります。

ゴースト

地色の黒い部分が色抜けしています。体色は全体的に淡くなります。複数の血統があり、互換性のないものも存在しています。

パイボールド

体の一部分が真っ白になります。白い部分の面積に大きな個体差があります。

クラウン

最初この個体が見つかった時、涙のような模様が目の下にあったため、クラウン(ピエロ)と名付けられたそうです。背中に波状の黒斑が走り、サイドの斑紋は退縮して東部の色彩は少し色抜けしています。

ジェネティックストライプ

背中に首元から尻尾の先まで、一本のストライプが入った品種。
サイドの模様はないことがほとんどです。

優性遺伝

優性遺伝とはノーマルとかけあわせた時に、優性的にカラーや模様が出る遺伝のことです。

ノーマルでかけあわせたときに50%の確率で同じ表現の品種が生まれます。

スパイダー

斑紋が退縮して、蜘蛛の巣のような模様になります。目には青みがかかります。

この品種は、首を斜めに振ったり傾斜したりする、特有の神経障害を持って生まれることが多いですが、命には全く別状はありません。また、他の品種とかけ合わせると神経障害のない個体を生めるので特に問題はないのです。

ピンストライプ

体は、金色が強く出ます。
背中の中心に斑紋同士が重なって、二本のストライプ状の模様が入ります。

共優性遺伝

共優性遺伝とは、同じ系統同士をかけ合わせるとスーパー体が生まれる遺伝のことを言います。スーパー体が生まれる確率は25%。

パステル

最も基本的なボールパイソンの品種がこのパステルです。個体差が激しい品種で、全体的に色合いは明るい。頭部などを中心に薄く色抜けすることが多いです。

スーパーパステル

パステル×パステルで誕生するスーパー体。パステルより激しく色が抜けます。

シナモン

体色は全体的に黒みが強く焦げ茶色。

スーパーシナモン

シナモン×シナモンで生まれるスーパー体。斑紋がなく、焦げ茶色や黒一色の品種。

レッサー

色合いが淡く、全体的に白っぽい美しい品種。

バター

黄色みの強いクリーム色の斑紋がある。
レッサーとは近縁な遺伝でやはりこちらも美しい。

リューシスティック

真っ白、もしくは薄く柄が残る。ほとんどの色と柄が欠乏しています。黒の目を持つものをブラックアイリューシスティック、青い目を持つものをブルーアイリューシスティックと呼びます。

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