サバンナモニターとは
生息地
アフリカ大陸西部から中央部。名前の通りサバンナに生息している。
食べているもの
動物食。昆虫、サソリ、多足類など
全長
90〜120cm
活動
昼行性、地上性。主に雨季に活動し、乾期は他の動物や地面に開いた穴などに隠れ、休眠する。
繁殖形態
卵生
最大寿命
約25年
サイテス
II類。
→サイテスについてはこちら
適した飼育環境
やや高温。
サバンナモニターの購入価格の目安
3000〜10000円程度。
ベビーサイズが欲しいという方は春先頃にショップに行ってみてください。
春先になるとサバンナモニターのベビーが大量入荷されることが多いです。
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サバンナモニターの飼育に必要な設備・環境
ケージ
横120センチ以上、奥行き45センチ以上のものにしてください。
床材
デザートサンドなどの爬虫類用の砂を敷いてあげましょう。
冬場などでエアコンなどをつける場合は過乾燥になりがちなので、調湿性のあるヤシガラマットなどにしてあげると良いでしょう。
水入れ
用意してあげてください。
幼体期は水浴びすることもあるので、体が浸かれるくらいの大きさのものにしてあげましょう。
バスキングランプ
ケージの一部照射してホットスポットを作ってあげてください。
岩
バスキングランプの下に岩などおいてあげると良いです。温まった岩の上でお腹を温めれます。
紫外線ライト
紫外線の出るライトを用意してあげてください。
バスキングランプの役割も同時に行ってくれるライトもあるので、それを使用する場合はバスキングランプは必要ありません。
温度
温度を確認するために温度計を用意しましょう。
クールスポットは24〜28度くらいに保ってあげましょう。
ホットスポットは40度〜45度が良いです。
寒い時期はセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターでの保温が必要になります。
真夏の猛暑日はクーラーをつけっぱなしにすることになります。
その日の気温をしっかり確認してオーバーヒートさせないようにします。
冬も暖房をつけっぱなしにすれば大きな事故は防げます。
湿度
湿度を確認するため湿度計を用意してください。
あまり気を使う必要はありませんが、過度の乾燥は避けてください。
35〜60%くらいでキープできれば良いでしょう。
サバンナモニターの餌
主に昆虫類とマウスやササミ肉、雛ウズラなど。
昆虫類とササミ肉にはカルシウム剤をダスティングしてあげてください。
幼体期はコオロギやローチなどの昆虫類を与えて、亜成体以降は昆虫にマウスや雛ウズラ、ササミ肉を併用してあげるのが良いでしょう。
ヒナウズラはコスパが非常にいいのでオススメです。
※ササミを食べるサバンナモニター
給餌の頻度
幼体時は週に5〜7回食べなくなるまで与えて良いです。亜成体は2日に1度、成体は週に2回くらいのペースで与えれば良いでしょう。
餌は就寝より3時間以上前にあげてください。お腹などを温めれると消化不良の防止になります。
病原菌や寄生虫がいる可能性があるので、野外で採集した餌は与えないようにしましょう。
オススメの餌
餌一覧はコチラ
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サバンナモニター飼育での注意点
成体に間違えて噛まれると大きな怪我をしてしまう可能性もあるのでハンドリングする際は十分に注意しましょう。
オスのサバンナモニターは繁殖期になると凶暴になることがあるので注意してください。
高い確率で喧嘩になるので複数飼育は避けましょう。
亜成体以降は餌のやりすぎに注意。肥満しすぎると死んでしまいます。
幼体の頃は特に寒さに弱いので、夜間などの急激な温度低下には気をつけましょう。
ケージの掃除などは生体にストレスを与えないように行いましょう。
サバンナモニターの飼育のまとめ
飼いやすく、丈夫なトカゲです。肥満のさせすぎには十分に注意しましょう。
大きなケージが必要なので飼育スペースは必要です。
飼いやすさ:★★★★
コスト:★★★
気性:やや温厚
入手難度:容易
(5段階評価)
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