ケージを選ぼう!
爬虫類飼育にまずはじめに用意しなければならないのがケージです。
その種類はいくつかあるのでそれぞれの特徴を挙げていきます。
前面スライド式の水槽
前面がスライド式に開けれるので、世話がしやすいです。鍵もついています。
横を網にしたりガラスにしたりできるので、個体や季節によって通気性を変えることができます。
ライトなどの設置も考慮されて作られているので機能性に優れています。
パネルヒーターを入れるポケットが底面にあるのも便利です。
紫外線ライトなどが必要なタイプのトカゲに最も適しています。
前開きタイプの水槽
前面が観音開きで、水槽の手入れや餌やりがとてもしやすいタイプです。
通気性はあまりよくありませんが、それを利用して多湿を好む種類向けです。
カメレオンやカエル、イモリやサンショウウオを飼うのに適しています。
上だけ開いているタイプの水槽
熱帯魚などを飼ったりする、いわゆる普通のタイプの水槽。
通気性や水槽の手入れ、ライトの設置などは少し大変ですが、
値段もお手頃で大きいサイズの水槽も手に入れやすいです。
水棲の亀はこのタイプの水槽で飼うことになります。
イモリやサンショウウオも飼育できます。
上に網状の蓋をしてある程度の通気を確保すれば、
ヘビや、ヒョウモントカゲモドキ、地上性のトカゲも飼うことが可能です。
ライトが必要なタイプだと取り付けが少し大変です。
アクリルケージ
アクリルで軽く、上がスライドで開くためとても扱いやすい水槽です。
ライトの必要がない小型の種類の飼育に多く使われます。
ヒョウモントカゲモドキやカエルの飼育に多く用いられます。
虫かごタイプのケージ
虫かごタイプの水槽。一般的にプラケースと呼ばれています。
こちらもライトが必要のない小型の飼育用。
お値段のやすさはダントツです。
ヒョウモントカゲモドキなどの飼育に用いられます。