爬虫類の為の床材を選ぼう!
爬虫類飼育において結構選ぶのが難しいのが床材です。
ケージ内のレイアウトの役割も果たすので、見た目を重視したり、衛生面を優先したりと爬虫類の飼い主が試行錯誤する床材選び。
床材の種類はいくつもあるので、それぞれの特徴を挙げていきます。
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デザートサンド
名前の通り砂漠系の爬虫類にオススメの砂の床材。
バスキングランプなどから出た熱を保温する効果があります。見た目も良いのでレイアウト用の床材としてもおすすめ。
こちらのデザートブレンドは乾燥系爬虫類の飼育の床材の定番としてオススメ。
私はフトアゴの飼育に使用しています。砂漠っぽいレイアウトを演出するにはコレ。
内容量もたっぷりの4.4kgでコスパも◎。
掃除のしやすさも魅力のひとつでしょう。
レオパやアオジタ、リクガメの飼育にも適しています。
爬虫類ペットとして大人気種のレオパ・フトアゴに使えるので、床材に迷ってる人はまずはこれを試してみるといいと思います!
カルシウムサンド
カルシウムを含む天然岩石を細かくした砂の床材。見た目◎
乾燥地帯に住む爬虫類の飼育用にオススメです。
爬虫類が砂を誤飲してしまっても影響が少ないようです。
見た目の美しさは床材でもトップクラス!!
アオジタやフトアゴなどの床材として優秀。
美しいレイアウトを組みやすく、こちらも定番の床材です。
ともかく見た目が大事!って方には超オススメの床材。
可愛い爬虫類の為に、美しい砂漠を演出したい方にはコレ!!
ウォールナッツサンド
天然のクルミの殻から作られた床材。
リクガメなどの飼育に多く用いられます。
消臭効果が高く、値段も安価で5kgの内容量でコスパも高いことから大人気の床材です。
レオパ、フトアゴにも使用感はかなりいいです。
ケージ内をシックなレイアウトに組みたい方にオススメの床材です!
ヤシガラマット
細かめの物はヘビの床材やトカゲなどの産卵床に多く用いられます。
保湿や脱臭効果に優れており、多湿を好む生体に向いています。
汎用性が非常に高く私が1番多く使用しているのがこのヤシガラマットです。
粗めのタイプのものと細いタイプのものとの、2パターンがあります。
湿度が必要な樹上性のトカゲの床材に迷ったらコレにしとけば大抵大丈夫です!
過乾燥が気になる冬にはフトアゴやレオパに使うと良いでしょう。
私はボールパイソンの床材もコレを使用しています。
細いタイプのものはパームマットとも呼ばれます。
バークチップ
松の樹脂を細かくして作られた床材。
見た目は粗いタイプのヤシガラマットによく似ています。
保温・保湿性共に優れ、リクガメ飼育や多湿性の生体に向いています。
ケージ内を森林チックなレイアウトで組みたい方にオススメ!
床材としてのコスパも高いです。
テラリウムソイル
両生類や水を好む爬虫類に用いられる床材。
糞や食べ残しを分解する働きを持っています。ケージ内の掃除も楽です。
カエルの飼育に非常にオススメです。
ベルツノガエルやヤドクガエルなどに使用されることが多いです。
たっぷり2.5kg入って1,330円とリーズナブルな床材。
水苔(ミズゴケ)
主にカエルなどの両生類の床材に用いることが多いです。
水苔を入れたタッパーを幼体のヘビに使うことも多く
意外とよく使われる床材。
多湿系のトカゲなどにも使えます。トカゲの飼育に用いる場合はパームマットなどの上に敷く感じで使います。
150gで784円とお値段もお手頃。
おしゃれな湿地帯のケージを演出したい方に特にオススメ。
赤玉土
両生類の床材として主に使えます。
コオロギの産卵床に混ぜて使ったりもします。
11kg入って440円と超リーズナブル!
ペットシーツ・キッチンペーパー
犬や猫用のものですが爬虫類にも使えます。
特に幼体の爬虫類には床材の誤飲の心配がないためオススメ。
ケージ内の掃除のしやすさはダントツです!
見た目をそこまで気にせず、めんどくさがり屋の人にはコレが一番な気もします。
ベビー爬虫類の飼育には必需品と言ってもいいかもしれません。
50枚入って1132円とコスパも◎。
1週間に1回取り替えても1年持ちます!
以上、私のオススメ(実際に使っている)爬虫類飼育のための床材特集でした。
床材選び一つで、爬虫類の飼育がもっと簡単で快適に、楽しくなりますよ!