ミズオオトカゲについて
爬虫類ショップでも割とよく見かけるミズオオトカゲ。
サルバトールモニターと呼ばれることが多い。
数多くの亜種が存在し、サルバトールモニターといってもその体色や模様は様々。
売られている値段もその美しさや種類によって様々。
ベビーサイズが店頭に置かれているのをよく見かけます。
大人しく、人間に慣れやすい個体が多くマニアからも人気の高い本種ですが、ともかくビッグサイズに育ちます。
とても魅力的な種であることは間違いありませんが、飼育を始める際に十分な下調べをしないと必ず後悔することになります。
ミズオオトカゲの最終サイズ
最大全長2メートル以上にまで成長。
体重は20kgを超えてくる。
体の長さだけでなく、ずっしりとボリュームのある体つきになります。
その姿はまさに怪獣や恐竜といった立派な体躯。
(↑最大全長は2.5メートルにもなるミズオオトカゲ)
ミズオオトカゲを飼育しようと思った場合、市販の水槽で終生飼育は不可能。
割と広めの部屋を丸々一つ与える必要があるでしょう。
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ミズオオトカゲの出身地
インドネシア、カンボジア、スリランカ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、フィリピン、中国の東南アジア〜アジアにかけて広範囲にわたって生息。
ミズオオトカゲと言うだけあって特に水辺での生活を好み、潜水や泳ぎは大の得意。
ミズオオトカゲを飼育する際には、全身が浸かれる水場は必須。
アダルトサイズになると最低でも浴槽クラスの水入れが必要になってきます。
適した飼育環境は温度27~32℃、湿度50~65%程度の高温多湿。
紫外線を含むバスキングランプなども必要とされています。
ミズオオトカゲは何を食べる?
ミズオオトカゲはほぼ完全な動物食。
哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類、甲殻類などを食べています。
ベビーの頃は、昆虫も与えると良いでしょう。
アダルトになったら、魚や鶏肉、大きなマウスなどを与えます。
(※マウスやエビなどを食べるベビーのミズオオトカゲ)
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