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オニプレートトカゲの飼育方法

更新日:

オニプレートトカゲとは

オニプレートトカゲの「プレート」は全身が平べったい板状のウロコをしていることからこの名がつきました。

生息地:アフリカ大陸に広く生息

食べているもの:昆虫、小型爬虫類、小型哺乳類、花や果実を食べる雑食。

全長:40~50cm。

活動:昼行性、地上性

繁殖形態:卵生

最大寿命:約10年

サイテス:なし

サイテスについてはこちら

適した飼育環境:やや高温。やや乾燥。

オニプレートトカゲの購入価格の目安

5000〜15000円程度。

CB個体が出回ることはほとんどなく、売られているのはWC個体であることが多い。

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オニプレートトカゲの飼育に必要な設備・環境

ケージ:ホットスポットを作る必要があるので横幅90センチ、奥行きは45センチ以上あるものを選びます。

床材:乾燥系の床材が良いでしょう。デザードサンドなどの砂系の床材がオススメ。

水入れ:常設する必要はありませんが2日に1回くらい水容器を入れてあげると良いでしょう。

→水容器についてはこちらは

紫外線ライト:
少し強めの紫外線ライトを使用します。
紫外線ライトは日中7~9時間ほど照射してあげましょう。

バスキングランプ:

オニプレートトカゲは乾燥系のトカゲで高温のバスキングスポットがあると日中バスキングをします。

ケージ全体が暑くならないようにケージに合わせたサイズのバスキングランプを利用しましょう。

ヒーター:

寒い時期や夜などにケージが冷えないようにヒーターは必要です。

ケージの3分の1くらいの面積でパネルヒーターを敷いてあげます。

→ヒーターについてはこちら

温度管理:温度を確認するために温度計を必ず用意しましょう。

クールスポット25〜28度くらい、ホットスポットは40~45度くらいにしてあげます。。

寒い時期はセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターでの保温が必要になります。特に夜間の冷え込みの対策はきっちりと行いましょう。

冬は暖房をつけっぱなしにすれば夜間の温度管理も楽です。

湿度管理:湿度を確認するため湿度計を用意してください。

オニプレートトカゲは乾燥系のトカゲなので湿度は少し低めにします。
30〜50%くらいをキープしてあげます。

オニプレートトカゲは何を食べる!?

オニプレートトカゲは雑食でなんでも食べます。

野菜、固形飼料、コオロギやローチなどの昆虫、マウス、鳥のササミなどを与えます。

餌にはカルシウム剤をダスティングしてあげてください。

➡︎ダスティングのやり方はこちら

幼体時は毎日食べなくなるまで与えて良いです。

亜成体以降の給餌頻度ですが、週に2回ほどその個体に合った領を与えます。

肥満しすぎないように、日々観察しながら、その個体の適量を見極めていくことが重要です。

爬虫類飼育において肥満は大きな死因の一つです。

常に空腹でそわそわしてるくらいがちょうどいいと思います。

病原菌や寄生虫がいる可能性があるので、野外で採集した餌は与えないようにしましょう。

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※オニプレートトカゲ飼育での注意点※

・亜成体以降は餌のやりすぎに注意。肥満は爬虫類飼育での生体の死因の大きな一つとなります。

・オニプレートトカゲは低温と多湿に弱いので温度、湿度管理はしっかりとしましょう。

・ホットスポットを作る際はケージの三分の一くらいの面積にして、ケージ全体が暑くならないように必ずクールスポットも作ってあげてください。

・脱走には十分注意し、鍵や蓋などでしっかり管理しましょう。

ケージの掃除などは生体にストレスを与えないように行いましょう。

➡︎爬虫類飼育の掃除、ニオイ対策はこちら

オニプレートトカゲの飼育についてのまとめ

オニプレートトカゲは非常に飼いやすいトカゲとして知られています。

食欲も旺盛で、なんでも食べます。

特徴的なウロコをしていて見た目もかっこいいです。

WC個体の入荷が多いため飼い始めはバタつくこともありますが、すぐに慣れハンドリングなども容易にできるようになります。

ペットリザードとして非常に優秀な種と言えます。

飼いやすさ:★★★★★
コスト:★★★★

気性:穏やかで物怖じせずよく慣れる
入手難度:普通
(5段階評価)

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