ネッタイヨロイトカゲとは
別名トロピカルヨロイトカゲ、ヒナタヨロイトカゲとも呼ばれる、小型のヨロイトカゲ。
生息地:アフリカ
食べているもの:昆虫、節足動物などの動物食。
全長:10~16cm。
活動:昼行性、地上性
繁殖形態:卵胎生
最大寿命:約10年
サイテス:II類
サイテスについてはこちら
適した飼育環境:高温。乾燥。
ネッタイヨロイトカゲの購入価格の目安
5000〜10000円程度。
私が4年前にネッタイヨロイトカゲを購入した時は2匹で15000円でした。
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ネッタイヨロイトカゲの飼育に必要な設備・環境
ケージ:ホットスポットを作る必要があるので横幅60センチ、奥行きは45センチ以上あるのが理想的。
床材:乾燥系の床材が良いでしょう。
私は4年間デザートサンドを愛用しています。
隠れ家:小さめのシェルターを用意してあげると夜はそこに入って寝ます。
水入れ:常設する必要はありませんが3日に1回くらい水容器を入れてあげるとグビグビ水を飲みます。
私の飼育しているネッタイヨロイトカゲは水容器を入れてあげると水の中に体を浸けたりします。
水容器は小さいもので構いません。
紫外線ライト:少し強めの紫外線ライトを使用します。。私は四年感このライトを愛用中。
⬇︎コレ
バスキングランプ:
ネッタイヨロイトカゲは乾燥系のトカゲで高温のバスキングスポットがあると日中バスキングをします。
ケージ全体が暑くならないようにケージに合わせたサイズのバスキングランプを利用しましょう。
ヒーター:
寒い時期や夜などにケージが冷えないようにヒーターは必要です。
私は、ケージの三分の一くらいの面積でパネルヒーターを敷いています。
温度管理:温度を確認するために温度計を用意しましょう。
クールスポット25〜28度くらい、ホットスポットは40~45度くらいにしてあげます。。
寒い時期はセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターでの保温が必要になります。
冬は暖房をつけっぱなしにすれば夜間の温度管理も楽です。
湿度管理:湿度を確認するため湿度計を用意してください。
ネッタイヨロイトカゲはサバンナなどに生息する乾燥系のトカゲなので湿度は少し低めにします。
20〜40%くらいにしてあげると良いでしょう。
ネッタイヨロイトカゲの餌
主に昆虫を与えます。
私の飼育しているネッタイヨロイトカゲは、レッドローチ(2センチ程度のサイズ)をメインにデュビアもたまに与えています。
うちの子たちは食欲旺盛で、鳥のササミやピンクマウスの切り身なども食べています。
餌にはカルシウム剤をダスティングしてあげてください。
幼体時は毎日食べなくなるまで与えて良いです。
亜成体以降の給餌頻度ですが、私の飼育している成体の2匹は週に2回、食べなくなるまで与えていますが、少し肥満気味なので少し餌の量を減らしてあげようと思っています。(ともかく食欲旺盛なんです(^_^;))
太り具合などを日々観察しながら、その個体の適量を見極めていくことが重要だと思います。
病原菌や寄生虫がいる可能性があるので、野外で採集した餌は与えないようにしましょう。
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ネッタイヨロイトカゲ飼育での注意点
・亜成体以降は餌のやりすぎに注意。肥満は爬虫類飼育での生体の死因の大きな一つとなります。
・ネッタイヨロイトカゲは低温と多湿に弱い傾向にあるので温度、湿度管理はしっかりとしましょう。
・ホットスポットを作る際はケージの三分の一くらいの面積にして、ケージ全体が暑くならないように必ずクールスポットも作ってあげてください。
・脱走には十分注意し、鍵や蓋などでしっかり管理しましょう。
ケージの掃除などは生体にストレスを与えないように行いましょう。
ネッタイヨロイトカゲの飼育のまとめ
私がネッタイヨロイトカゲを飼育していて思うことは「ともかく飼いやすい」ということです。
食欲も旺盛で、餌の時間はものすごくがっついてきてくれます。
餌のレッドローチをケージに放虫するとスーパーダッシュで追いかけて捕食します。
小型のトカゲですが、かなり丈夫で飼いやすいトカゲです。
ちっこくて可愛らしい顔にヨロイトカゲのトゲトゲボディをしている魅力的なペットリザードと言えます!
飼いやすさ:★★★★★
コスト:★★★★
気性:穏やか、食欲旺盛、機敏
入手難度:普通
(5段階評価)